2020年の新型コロナウイルス感染拡大を受け、ほとんどの飲食店が感染症対策に力を入れていることでしょう。しかし、お店側の具体的なやり方がよくわからないという人もいるのではないでしょうか。
感染症対策をしているお店なら、安心して行けるという人が多いかと思われます。今回は飲食店が実際に行っている公衆衛生への対策方法について解説していきますので、お悩みの方はぜひ参考にしてください。
飲食店での感染拡大防止の取り組み
多くの飲食店が感染拡大防止に取り組んでいますが、特に重要とされているのが次の6つです。
座席配置の工夫
感染症対策を行っている飲食店は、座席配置に工夫を凝らしています。たとえばソーシャルディスタンスを意識して、隣同士の席を空けている光景を見たことはないでしょうか。こちらはあらかじめ使えない座席を決めて、お客様同士の距離を離す対策となります。
ほかにも対面防止として、隣同士や向かい合わせの座席の間にアクリル板を設けるお店もあります。このように、感染を広めない取り組みが飲食業界で徹底されているのです。
飲食時以外のマスクの徹底
ほとんどの飲食店では、接客時のマスク着用をスタッフ全員に徹底しています。お客様にも着用を呼びかけており、未着用での来店を断るお店も多いようです。
マスクは飛沫感染の防止に効果が高いとされています。感染拡大防止強化の一環として、比較的簡単にできる対策の1つです。
消毒液の設置
飲食店に限らず、店舗や施設のいたるところに消毒液を設置するところが増えています。汚れた手でものを触ると、別の人が使用して顔を触ったときに、ウイルスが入り込んでしまうかもしれません。
感染拡大を防ぐために、消毒液の設置が重要視されています。
時短営業
新型コロナウイルス感染拡大時には、時短営業が呼びかけられることが多くなりました。指示通りの営業時間を守ることで、余分な人の流れを抑える狙いがあります。また、お客様の方でも長居ができなくなり、不要な感染を避けられるようになります。
長時間利用を避ける取り組み
お客様の長時間利用を防ぐ取り組みに力を入れているお店も多いです。特に酒類を提供しているお店では、お客様が長居をすることも少なくありません。
そこで店側が長時間の滞在をしないように、お客様に呼びかけることがあります。特に営業時間短縮の要請を受けているうちは、こうした動きも多くなるでしょう。
体調が優れない人が休める労働環境
飲食業界では、体調が優れない人が休める労働環境の徹底が進んでいます。体調不良を隠して出勤する人が現れた結果、他人に移るリスクが高まってしまうからです。
多くの飲食店では、体調不良者が気兼ねなく休める雰囲気づくりに努めています。無理をした出勤を避けるためのガイドラインを設けているお店も少なくありません。
お客様に安心してお店に来てもらうためにも、従業員の労働環境の改善は今後も重要視されていくでしょう。
お客様ができる感染症対策は？
お店側だけでなく、お客様の方でもできる感染症対策はたくさんあります。会話時の注意や長時間利用の回避など、基本的なことの徹底だけで、感染拡大のリスクを防げるのです。
会話時の注意
飲食店内では、食事以外はマスク着用を徹底しましょう。従業員を呼ぶときも、マスクをすることが推奨されています。
また、大きな声を出しすぎないことも重要です。会話時の飛沫が感染拡大の原因になりやすいため、マスクなどで防ぐ取り組みを徹底しましょう。
長時間利用の回避
長時間利用の回避にも努めましょう。飲食店に長くいすぎると、感染拡大の原因になるからです。
たとえば会話が長引いたり、ものを触る機会が多くなったりすると、感染のリスクが高まります。注文したものを食べ終わったらすぐに会計を済ませ、お店から出るようにしましょう。
密の回避
密の回避は、人が多い状況の飲食店や、人混みの多い場所へ行かないことを意味します。飲食店ではこうした状況に配慮して、商品の持ち帰りであるテイクアウトや、自宅から出前を取るデリバリーなどに力を入れています。
複数人での利用時は、「4人以下」のような少人数にとどめるお店も少なくありません。基本的に、隣や向かい同士の着席を避けることが推奨されています。密の状態を作らないようにすることも、感染拡大防止に役立つのです。
手指の消毒
お店に入るときに行う手指の消毒も重要です。お店の入口をはじめ、さまざまなところに消毒液を置く店舗が多くなりました。感染拡大防止のため、公共の場所では消毒への協力が欠かせません。
体調不良時に無理をしない
飲食店の店員同様、体調が悪いときは外出を避けましょう。食事への誘いがあっても断ることが重要です。日ごろからの体調管理だけでなく、気分が優れないときは予定を断り、体調の回復に努めましょう。
まとめ
2020年の新型コロナウイルス感染拡大を受け、日本でも飲食店での感染症対策が話題になっています。ソーシャルディスタンスや衛生状況の改善などを目的とし、多くの店舗が対策を推し進めている状況です。
お客様の側でも、感染症を広めないため、1つずつできることをこなしていきましょう。公共の場所を多くの人に安心して利用してもらうため、店員とお客様双方の協力が大切です。
「株式会社 Def eat」が運営する飲食店でも、最大限の感染症対策を施したうえで、運営を進めております。対策状況に関する疑問があれば、お問い合わせいただければ幸いです。なお、ネットショップにておいしいフードを販売しておりますので、ご用命の際はお気軽にご連絡ください。
